株式会社ダイエイハービス

業務管理課 係長

ITO FUJIKO伊藤 富士子

1993年入社
「皆が仲間で、どんなときも一緒に考え、一緒に汗を流します。疎外感を感じることは皆無。なによりも自分たちが必要とされているのだと感じられる職場ですね」

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日々の仕事について

○シフト管理で業務を効率よく
金山町から郡上市、美濃市の、官公庁の物件やホテル、旅館、病院の清掃をはじめとする快適なビル環境を整備する仕事を受託しています。清掃をはじめとする環境整備がメインですが、病院では日直や夜間当直、地元の市民会館では日常の受付・事務業務にも携わっています。
私はそれら現場で、24時間体制で常駐するスタッフさん(さわやかさん)を、効率良く業務がまわるよう、シフト制を組んで管理しています。

○当たり前を大切に
お客様からの依頼に対してスピーディーに行動すること、特にクレームの対応に関しては素早い行動を心がけています。当たり前のことですが大切にしています。 人が人をおもてなしする。私たちは商品を売っているのではなく、人がつくりだす「もてなし=安らぎ」を提供しています。だから清掃もただきれいにするだけではなく、ココロが入っていなければなりません。ホテルであれば、ホテルのご利用客、病院ならば、患者様が「気持ちいい」と思っていただける空気感を作り出す。常にお客様を第一に考え、ルーティンワークであっても、ルーティンのクオリティを上げることに常に意識して働いています。

○営業も経験しました
今は管理業務課に所属していますが、以前は営業担当で、飛び込み営業もよくしていました。何回かの訪問で病院の日常清掃、個人病院で、年に何度かの定期清掃の仕事をいただいたこともあります。
仕事は作業班が入って清掃します。清掃が終わった時点で作業班の責任者がお客様に作業が終わったことをご報告し、確認していただき、サインをもらい、そのサインを会社に提出するまでが一連の流れ。後日、営業が訪問した時に、仕事の感想などを聞かせていただいています。
お褒めの言葉もいただくこともあれば、厳しいお言葉をいただくこともありますので、特に厳しいお言葉をいただいたときは敏速に改善するよう作業班とコミュニケーションをとります。次の仕事に結びつけていくこと、そして、その一つ一つがノウハウとして蓄積されていきます。
作業班の手落ちで汚れが取れなかった場合と、通常の日常清掃ではとれない汚れがあります。そんなときは次回に向けてワックス清掃や剥離など特殊な清掃プラン、1ランク上の方法をお客様にご提案します。
どんな場合でも、スタッフ、社員間のコミュニケーションもしっかりしていますので、常に細部まで丁寧な仕事ができていると思います。

ビルメンテナンスという仕事の未来

○信頼という価値で戦う
いろいろな仕事がある中で、ビルメンテナンスは決してなくなることがない安定した仕事だと思います。環境衛生の課題は、あらゆる場所、あらゆるシーンで発生し、永遠の課題であるからです。清掃は技術職であり、働きながら技術が身につき、資格取得も会社から援助してもらえます。また採用に際しての年齢制限がほとんどなく、リタイヤ後も現場で活躍できる仕事です。仕事を探していて年齢がネックになり、就職活動が行き詰っている方にはぜひオススメしたい職種です。
しかし、ビルメンテナンス業界の現状は、年々厳しくなってきています。経費削減策としてビルメンテナンスコストの削減が定着しており、受注価格の低下傾向が続いています。そんな状況のなか、価格をウリにしていない私たちの武器は、お客様からの「信頼」です。安さではなく、高い品質のサービスから満足と信頼は生まれ、次の契約につながると考えています。弊社の見積額と予算があわず、別の会社と契約したものの、仕事のクオリティが落ちてしまったため、弊社に再びお願いしたいというパターンが多々あります。これこそが価格軸ではなく、「信頼」と「クオリティ」で弊社を選んでいただいている何よりの証拠です。低価格で回転率を上げるためだけの業務を提供する会社と一線を画す、誇りをもって働ける、それがダイエイハービスだと思います。

○今後のビジョン。縦軸ではなく常に横軸
最優先で解決しなかればならない課題は、社員と現場スタッフの若返りです。若い世代の提案をどんどん出していって、新たなダイエイハービスとして活性化できればと思います。そのために大切なのがコミュニケーションです。一緒になって考えたり、相談してものごとを進めたり、縦軸ではなく、常に横軸、現場と同じ目線で働くことが大事だと思います。

私にとっての、会社の“気持ちいいこと”

社員をはじめ、スタッフが皆明るく、一生懸命なところ。入社26年になりますが、会社には毎日感謝して働いています。自分一人では何も出来ません。社員やスタッフが同じ思いを持って働いてくれるからこそ、今の自分があるのだと思います。

後輩へのメッセージ

大きな会社ではありませんから、入社すると皆が仲間であり、どんなときも一緒に考え、一緒に汗を流します。だから疎外感を感じたりすることはありません。もし心が折れることがあったとしても決して一人で悩まず、必ず同僚や上司も一緒になって考えてくれます。なによりも自分たちが必要とされているのだと感じられる職場です。