株式会社ダイエイハービス

業務部

SHIBATA NORIYUKI柴田 典幸

1996年入社
「挫折した人も、失敗した人でも、一緒に仕事をすることで、自分自身を再生することができると思います」

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仕事で大切にしていることは?

○人を育てることに真正面から向き合う
ダイエイハービスは「人を大切に」という企業姿勢があり、なかでも社員やスタッフの成長には強いこだわりをもっています。そんな会社の想いに共感し、私は20年前に現場のチーフを任されたときから「人を中心に考える現場」を実現するべく、一人一人の能力や人間性に応じたプログラムやシフトを考えてきました。
人の働き方に対する価値観や家庭の事情はさまざまです。高齢の人には高齢の人の働き方、子育て中のお母さんは育児との両立が可能な働き方、各事情を考慮し、ベストな働き方で頑張ってもらう。多様なライフスタイルにあわせた多様な働き方で、清掃の仕事が楽しく出来る環境を目指しています。
 プロとしてのクオリティに固執し、押しつけるのではなく、仕事が楽しくて頑張るからプロとしてのクオリティが生まれる。もちろん、生活のために嫌いな仕事をしなくてはならない人もいるでしょうし、うまくいかなくて挫折感を感じている人もいるでしょう。だから会社に入りやすい環境を整え、とりあえず清掃という人に喜んでもらえる仕事があることを広く知らしめていくことも大切であると考えています。

○仕事のために、オフの充実も大切
自ら進んで、仕事に向き合えるようなモチベーションマネジメントも私の役目です。休日やシフトの組み方などを十分考慮し、私生活を充実してもらうことで仕事にも相乗効果が出るようなライフワークプランを組みたてます。
効率化や会社の利益を優先する今のビルメンテナンス業界の風潮と逆行していますが、いかにダイエイハービスが「人を大切に」しているのか、ぜひ一緒に働いて、実感してほしいと思います。

清掃業のイメージについて

清掃業には、「汚いものに触れる仕事」「きつい」というイメージがあります。確かに私たちの仕事を「汚れを落とす」という業務だけで捉えてしまうと、やりたくない仕事につながってしまいます。デジタル時代において、超アナログな仕事という印象もあり、それらが若い人に人気のない理由だと思います。他に仕事がないから仕方なく…、ではネガティブな感情で仕事と向き合うことになります。毎日、ポジティブに楽しく仕事をする、きっかけづくりが必要です。
私はこの仕事は人が機械的に動くのではなく、人としての繊細さを引き出すことが大切であると考えています。効率を追って機械的に動くのであれば、ロボットに取って替わられてしまうからです。人の潜在能力は計り知れないもの。それを弊社では大切にして、お客様に気持ちいいと感じていただける空間を提供すると同時に、働くスタッフにも気持ちいいと思える職場を目指しています。いくら空間がきれいになったとしても、そこにスタッフの働く喜びの笑顔がなければ、美しい空間とは言えないと思います。
仕事でありながら自由も感じることができると思います。自分で休憩時間も決められますし、体調が悪ければ、体調に合わせた仕事もできます。信頼関係がしっかりとできれば、どんどん自分のペースで仕事ができるということです。

今後のビジョン

人間関係が希薄になっていく今の時代、多くの人が自分たちの居場所がないと思っています。一部のエリート層やホワイトカラーと呼ばれている人ならば、仕事も人間関係も積極的に構築し、活躍できる場所を自ら作ることができます。しかしその真逆で、常に負け組だった人もいます。そんな人でも弊社でこつこつとがんばれば、必ず居場所が見つかります。
長く働き続けるために大切な要素は一緒に働く人。理解してもらったり、相談を聞いてもらったり、人とのいい関係が定着率につながります。ダイエイハービスには素晴らしい人間関係があります。自分は内向的で社交的ではないと思っている人でも一度チャレンジしてみてください。たくさんの人の居場所をつくっていき、人が再生することが会社の利益に結びつく、そんな職場がここにあります。

私にとっての、会社の“気持ちいいこと”

実は私自身、前職で体調を崩し、働くことに楽しみを見出せなくなっていました。ダイエイハービスに入社して、多くの人に支えられ、自分の居場所、働く楽しさや価値を見つけることができました。だから私ともし同じような境遇の人がいるならば、今度は私が支えていきたいと思います。

後輩へのメッセージ

清掃業はなくてはならない貴重な仕事、誇りを持って働いてもらいたいと思います。人が触りたがらないところを触れる人は強い人。強い意思を持った人が集まれば、弊社は単なる清掃業ではなくなります。私たちと一緒に「清掃を通じて人を癒し、和ませ、気持ちよくする」会社を創りだしていきましょう。

柴田典幸

柴田典幸

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